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今期もようやく高病原性鳥インフルエンザの発生報告が終息しそうですね。最後の千葉県の養鶏場での発生も、今日あたりに移動制限解除となるのではないでしょうか?野鳥では、4/11の北海道でのハシブトガラスが最後の報告のようです。、、、もちろん、油断は禁物ですが。

R4シーズンと比較すると、家禽の発生事例84事例→11事例、殺処分羽数1,711万羽→85.6万羽、野鳥242事例→150事例と大幅に減少しました。その要因として、世界的にも昨シーズンと比べて減少したのですが、やはり養鶏場の防疫意識、対策が強化されたことも一つであるとの農水省見解だそうです(鶏鳴新聞より)

さて、日本を離れ、おフランスを見てみましょう。フランスは今シーズンから国内飼育アヒル全てにワクチン接種を義務付けました。6400万羽に2回接種するそうで、現在のところ順調に進んでいるとのことです。フランスってそんなにたくさん食用アヒルがいるんだと内心驚愕しつつ、確かに鶏より鴨の方がおいしいもんね、さすが美食の国フランス、と一人納得したのでした。話を戻しまして、フランスでの家禽の鳥インフルエンザの発生は昨シーズン315事例→今シーズン10事例と、日本以上に大幅に減少しています。それを受けてフランス当局は、ワクチン接種政策は「非常に良好」と評価したそうです(鶏鳴新聞より)。

1月にはワクチンを接種したアヒルから鳥インフルエンザウイルスの症例が検出されたとの記事が出回っていましたが、その1例だけなので良しとしよう、ということなのでしょう、、、本件はそのアヒルに症状があったのか?どのようにして検出されたのか?など詳細なことが分かりません(リサーチ不足かも)。症状はなくてもサーベイランスで摘発出来たからOKよ、ということなら分かるんですがその辺りをすっきりさせたくてもやもやしています。

鳥インフルエンザは、大発生の翌年は小発生、がこれまでの流れでした。最近では哺乳類での報告も増えており、来シーズンが心配ですね。そして、おフランスが来シーズンどのように推移するのか、世界中が注目していると思います。

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